設立の目的

　一般財団法人行政管理研究センターは、行政管理に関する理論と諸技術について、調査、研究及び開発を行い、並びに知識の普及及び啓蒙等を図り、もって我が国の行政の民主化、合理化及び効率化に寄与することを目的としています。

センターの特色

　行政管理研究センターは、臨時行政調査会（第1次）の「行政の研究、研修体制の確立について･･･行政研究所を設ける必要がある」との勧告（1964年9月）を契機に、日本行政学会等関係者の長年にわたる強い要望のもとに設立されました。

　その特色としては、
�@行政管理の分野において、40年以上の長きに亘る伝統と実績を培ってきた法人である
�A研究者及び行政主体との間に、大きなネットワークを築いてきた法人である
�B在籍された研究員の多くが大学教員等として学界で活躍されている法人である
ということが挙げられます。

　センターは、これまで、行政の組織・制度の基本的在り方を始め、行政改革、情報公開、行政評価、個人情報保護、公文書管理など広く行政管理に関することがらについて、調査研究、研修、出版等の事業を実施してきました。
　今後ともこのような事業を通じ、行政管理の「理論と実務の懸け橋」として設立目的を
果たしてまいります。

主な事業

◆ 行政管理に関する調査・研究
◆ 行政管理に関する教育・研修
◆ 行政管理に関する知識の普及・指導
◆ 行政管理に関する国際的連携
◆ 行政管理に関する出版物の刊行
◆ その他法人の目的を達成するために必要な事業

沿革

昭和52年9月

(12日)財団法人行政管理研究センター発足

昭和53年2月

『季刊 行政管理研究』創刊(年4回)

昭和55年3月

日本育英会貸与金の返還を免除される職を置く研究所として指定

昭和55年4月

行政管理研究センター内に行政研究所付置
（初代所長：辻清明東京大学名誉教授）

昭和57年2月

国際行政学会(IIAS)入会

昭和62年11月

設立10周年記念行事開催（「10年のあゆみ」発刊）

平成7年7月

行政研究所長に西尾勝東京大学名誉教授が就任

平成9年10月

設立20周年記念行事開催（行政管理国際シンポジウム)

平成13年6月

『季報 情報公開』創刊(年4回)
（平成17年に『季報 情報公開・個人情報保護』に改題）

平成18年4月

行政研究所長に村松岐夫京都大学名誉教授が就任

平成18年12月

設立30周年記念行事開催（行政の改革、改善等に関する懸賞論文募集）

平成19年4月

『季刊 評価クォータリー』創刊(年4回)

平成24年4月

一般財団法人へ移行

平成29年9月

設立40周年記念行事開催（シンポジウム・懇親会）

組織図